ゆう歯科・口腔外科クリニック 登戸院

ゆう歯科・口腔外科クリニック 登戸院

公益社団法人 日本口腔外科学会認定の口腔外科専門医

病気や事故によってお口の中にトラブルが発生した場合は、すぐに歯医者に通って適切な処置を受けることが大切です。ただ、現在では歯科医院はコンビニの数よりも多いといわれるだけに、どの歯医者が治療を受けるうえで最適なのかを見極めることは非常に困難だといえます。歯医者選びの際に1つの基準になるのが資格の有無と考えます。

当院の院長は、日本口腔外科学会認定の「口腔外科専門医」です。

口腔外科専門医とは

日本口腔外科学会が認定する口腔外科専門医は、厚生労働省によって標榜することが認められた口腔外科手術の専門家です。認定されるには厳しい条件を満たす必要があります。口腔外科専門医は、歯をはじめとする口腔内の治療のまさにエキスパートといえるでしょう。
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口腔外科専門医の資格を得るためには、一定以上の学会所属年数や学会発表経験、論文執筆経験、手術経験、入院症例の担当症例数などを満たすことが必要となります。さらに、専門医試験というものがあり、まずは書類審査が行われ、書類審査に合格すると専門医試験が受けられ、合格すると口腔外科専門医の資格を与えられます。

口腔外科専門医になるための条件

  • 初期臨床研修を修了後、6年以上の学会認定の研修施設に所属していること
  • 施術実績が100例以上であること(うち40例以上は中難易度レベル)
  • 入院患者(口腔外科)の全身管理経験
  • 全身麻酔や救命センターでの実務経験
  • 学会で演者としての発表経験があり、学術論文の著者であること
  • 以上の条件を満たした後、以下3段階の試験に合格すること
申請書類審査
筆記試験・口頭試問
手術実地審査

資格認定されているかどうかは歯医者選びの際の参考になりますが、学会に所属していなくても素晴らしい歯科医師は世の中にはたくさんいます。
ただ、残念ながら一般の方が歯科医師の適切な力量を見極めるのは困難なのが現状です。従って学会認定専門医が在籍しているかどうかが、いい歯科医院かどうかを見極める1つの指標となっています。

口腔外科専門医はPRできる数少ない資格

学会、スタディグループが数多く存在する昨今では、さまざまな団体が専門医を認定しています。ただ、非公認の団体が自認すれば専門医であることをアピールできるのであれば、業界内で専門医というフレーズが当たり前のように使われてしまいます。

そのため、宣伝目的で専門医という表現を用いることが厚生労働省より規制されているのです。専門医として広告掲載や媒体でのPRが正式に認められている医師および歯科医師に関する資格は以下の5つのみとなります。

当院の院長の佐藤は、日本口腔外科学会が認定した口腔外科専門医であるため、広告においても専門医であることを明記しても問題はありません。

公益社団法人 日本口腔外科学会
口腔外科専門医
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
歯周病専門医
一般社団法人 日本小児歯科学会
小児歯科専門医
一般社団法人 日本歯科麻酔学会
歯科麻酔専門医
特定非営利活動法人
歯科放射線専門医

神奈川県で口腔外科専門医の有資格者は120名(2016年4月1日)

取得するためにはかなり高い条件が求められるため、神奈川県の口腔外科専門医はわずかに120名のみです。また、規模の大きい大学病院や総合病院の割合が高く、地域で開業している歯医者で資格を保有している割合はかなり少ないです。これらのデータを歯科医院選びの際に参考にしていただければ幸いです。

口腔外科で扱う主な疾患(診療内容)

口腔外科では、虫歯や歯周病などのように歯そのものの治療より、口腔や顎(あご)、顔面付近に発生した疾患の治療が行われます。
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具体的には、まず難易度の高い親知らずなどの歯の抜歯や、顎骨内や粘膜に発生する嚢胞(のうほう)や腫瘍、がんの摘出手術、交通事故などによる口の中や顔面の外傷の治療といった外科的な治療です。

さらに、口腔外科では顎関節症や口腔粘膜疾患(口内炎など)、炎症性疾患(口腔内周囲の炎症、膿瘍など)、口腔乾燥症、味覚異常、舌痛症、神経性疾患(顔面麻痺など)などに対する内科的な治療も行います。

また、インプラント埋入手術、顎顔面奇形(口唇口蓋裂)の手術、顎変形症(歯列不正)の手術など、顎顔面の機能と審美の回復を目的にした外科治療を行うのも口腔外科の分野です。

口腔外科で取り扱う主な疾患

口腔外科と歯科の違い

基本的には、虫歯や歯周病などの治療を行うのが一般的な歯科です。さらに歯のクリーニングやブラッシング指導、定期検診などによる予防歯科や矯正などの審美的治療なども行います。

一方、口腔外科は口のなかと顎(あご)、そして顔面付近の疾患を取り扱います。歯茎に埋まった親知らずを抜くなど、切開が必要な抜歯、顎(あご)の骨折や顎(あご)周辺にできた腫瘍、口蓋裂・口唇裂といった疾患などに対応します。

また、交通事故や運動で口周辺にケガをした場合も口腔外科が処置をします。インプラントの埋入手術も行います。

よくある質問

Q1. 親知らずが横に生えています。最近、その親知らずが痛むのですが、抜歯したほうがいいですか?

口腔imgA. 親知らずが痛むからといって必ずしも抜歯が必要とは限りませんが、虫歯である可能性が高いのでまずは歯科医院で診てもらいましょう。もし抜歯が必要な場合、横に生えている親知らずの抜歯は切開が必要なことがあります。その場合は口腔外科を掲げている歯科医院で抜歯することをおすすめします。

Q2. 口を開けづらく、顎がカクカクします。

A. 顎がかくかくする、音がする、口が開きにくいなどの症状は顎関節症である可能性が高いです。顎関節症は口腔外科での処置が必要となりますので、口腔外科を受診しましょう。

Q3. インプラントを考えています。どこの歯科医院でも手術はできますか?

口腔imgA. インプラントは見た目が自然で、自分の歯のようにしっかり噛めるのがメリットです。インプラント治療は、顎(あご)の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を伴うため、口腔外科の知識や技術も必要とされます。ですから、インプラント治療は口腔外科で行うのがおすすめです。当院では口腔外科専門医が在籍しており、安全にインプラント手術を行えます。

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